1900年代初頭の通称”1stタイプ”等と呼ばれるデニムブラウスを参考に現代の着こなしでもバランス良く着ていただけるジャケットをオリジナルアイテムとして製作しました。
使用している生地は9.5オンスのライトオンスブラウンデニムを使用し、小振りなドーナツボタンや背面帯部分に付く鉄製の針付きバックルなど細部に渡り作り込んでおります。
9.5オンスという非常に軽い生地感ですので着用する季節が限定される事もなく、通年して着ていただけるスタンダードなスタイルの一着となります。
また、この手のジャケットですとブルーデニムが多い中、サルファダイ（硫化染め）のブラウンデニムを使用しておりますのでコーディネートに幅が生まれるのもポイントの一つです。
ポケットは左身の下側に一つのみのシンプルな仕様。
袖付けは真横に付くこの年代のジャケット独特な物となります。
これにより肩位置が落ち、独特な着用時のシルエットになります。
ヨークや下帯部分には無数のギャザーが入り、元々平面である生地を出来るだけ体に沿うように考えられた先人達の知恵が垣間見えます。
小振りなドーナツボタンもこの年代ならではのディティールの一つです。
今回よりオリジナルアイテムに付けることにしました当店のオリジナルタグがポケット内側についております。
このタグは1920年代のユニオンチケットを元に作成しました。
ボディ内側の縫製は巻き縫いをせず、ラフな縫製仕様をあえてそのまま再現しました。
背面帯部分には針差しの鉄製バックルをオリジナル同様に使用しております。
着用の際には気を付けて着用していただきたい部分です。
センター近くに入るタックや無数のギャザーもしっかりと再現し、かつ、現代の着こなしにも対応可能な一着に仕上がったと思います。
これからの時期でしたらシャツ代わりにTシャツにさらりと羽織って・・・また、秋冬にはインナーとしても活用いただける・・・そんなアーリースタイルのジャケットのご提案です。
ぜひこの機会をお見逃しなく。
実寸
SIZE
SMALL
肩幅 55��
身幅 55��
着丈 60��
袖丈 50��
MEDIUM
肩幅 57��
身幅 58��
着丈 62��
袖丈 52��
LARGE
肩幅 59��
身幅 60��
着丈 64��
袖丈 53��
※ONE WASH済みです。