1900年から1920年までに作られたアンクルサムのレジスターバンクのファーストデザインの貯金箱です。
Uncle Samは、アメリカ合衆国を擬人化した架空の人物で、アメリカ合衆国の象徴とされます。
また、アメリカ人の一般をさすこともある人物名です。
United States（アメリカ合衆国）と頭文字が同じU・Sなためこう名付けられたとされるアメリカを象徴するアイテムです。
時間の経過とともに生み出された塗装の剥げやヤレ感が美しく感じます。
勿論実働可能な状態です。
左側には入金金額を表示する窓が付いており、”DOLLARS”、”CENTS”が表示され、現在いくら貯金できているのかが表示できるというもの。
投入口からコインを入れ、レバーを下ろして貯金します。そうするとカウンターが廻り、貯金額が表示される仕組みです。
そして、フロント下部に付くこの部分。実は貯金したコインの取り出し口となっております。
貯金をし始めるとこの窓は開かないようになっており、10ドルのコインが溜まるまで開かない仕組みです。
カウンターが10ドルを超した時にのみ開きます。
実はこの貯金箱、日本円の硬貨も貯金可能です。
5円⇒5セント
10円⇒25セント
50円⇒5セント
100円⇒25セント
で反応し、カウンターも作動します。日本円でも実用的に貯金箱としてご利用いただけます。
裏面にはほぼ消えてしまっており、読みにくいですがパテントや製造メーカーが刻印してあり、ニューヨークのトイメーカーが製造していたようです。
実用はもちろん、オブジェとしても抜群の存在感です。
大きさもデスクに置くのに丁度よい高さ16�僉�横幅11.5�僉�奥行13.5�冂�のミニチュアレジスター型ですので、非常にお勧めです。